サイバーエージェントに入社して半年経つ

去年の振り返りを書いた記事でサイバーエージェントに入社することを書きました。そこから実際に働き始めてもう少しで半年経ちます。

そんなタイミングで、弊チームリーダーの@ahomuさんがエンジニア採用に関する発表をされていて、採用後のフォローについて大きく共感出来たという点と、半年という一つの区切りで振り返りとか感想とか、雑感みたいなものを書いてみたいと思います。

はじめに

以降記載する内容については、あくまで個人的観測範囲で感じているものになります。全ての部署、チーム、職種に関する内容ではありません。中途入社した、いちエンジニアの意見、感想という点を了承いただければと思います。

採用までの経緯

転職を考えている時に転職ドラフトさんとか、Wantedly さん経由で何社かお話を伺う機会があったのですが、サイバーエージェントに関しては自ら応募して、採用になったという流れでした。

応募した理由、働くことを決めた主な理由は以下。

  • AbemaTV やアメブロ等、多くのユーザが集まるサービスを持っている
  • かつ、まだ小さな新規事業系も多く、大小様々なサービス開発に関われると思った
  • 面接時のお話で技術に関する姿勢とか熱意、みたいなものに共感できた
  • 社で採用する技術スタックに自分自身の感覚が合っていた

サイバーエージェントに限らないことではありますが、やっぱり現場のエンジニアと面接出来るのは良いですね。面接とはいえ堅苦しさはなく、ラフに技術の話をひたすらしていた記憶があります。ちなみに技術試験はありませんでした。

とはいえ当初、僕がサイバーエージェントのカルチャーに馴染めるのか、みたいな心配はありました。(みんなパ○ピだと思ってた)

面接や入社後にエンジニアの方と話したりしていて、良い意味で想像とは違っていて、少なくともエンジニアの方々はエンジニアでした。

採用後

仮配属

入社後は、新規事業系の部署に仮で配属となりました。仮配属は入社後の約3ヶ月間で、その間ジョブローテーションという制度で、希望すれば色々な部署へ異動して、正式な配属先を自分自身で検討することが出来ます。

仮配属の時点で、ある程度その人にとって合いそう、活躍できそうな部署を考慮してくれてはいるのですが、自分に合う合わないという部分は、結局自分が実際に肌で感じるのが一番なので、この制度は良かったです。(結果使わなかったですが)

ちなみに、僕はこの期間の前半、プロジェクトの進行的にあまり新規開発的なものはなく、

  • Prettier の導入
  • ビルドプロセス周りの改善
  • テストコードのリファクタ
  • Sentry (エラーレポートサービス) の導入

など、足回りの整備が多かったです。後半からは少しずつ開発が進んでいきました。

正式配属

結果として僕は仮配属先だった部署を正式な配属先として希望して、ジョブローテーションは行使しませんでした。新規事業ならコードベースも小さく、業務ドメインの吸収も他のメンバーと大きくは変わらないところからスタート出来ると考えたからです。あとは、メンバーの方々が凄い尊敬出来る方ばかりだった、というのも大きいです。

部署を跨った交流

ジョブローテーションをしない場合、あまり他の部署のエンジニアとは交流が無いよなぁと思っていました。しかし、Web フロントエンドのエンジニアに関しては、交流の意味も兼ねて新年会兼歓迎会を開いてくれたり、Inside Frontend の手伝いなどで結構色々な方と関わる機会があったので、結果としてあまり心配要らなかったなと思います。

ここらへんのフォローは、知り合いが0の中からスタートしたので非常に助かりました。

割と自由な働き方ができてる

一応自分の席はちゃんとあるのですが (いわゆるフリーアドレスでは無い)、勉強会とかで使われるラウンジ、デザイナ・エンジニアだけが使える特別な部屋があって、基本的にどこで仕事をしていても OK。勿論リモートでも。僕自身は自席が落ち着くのであまり移動しません。移動するよりもリモートにする方が多いです。

リモートする際は一応前もってリモートすることを伝えます。最悪当日に Slack で「今日リモートします〜」ぐらいの感じで出来るので有り難いです。MTG がある時は Google ハングアウトで参加できます。相談とか雑談は例え席が隣でも結構な割合で Slack 上 (又は GitHub 等のツール上) でされるので、情報共有についてはほとんど問題を感じていません。透明性の高い議論が多いので有り難い。

とはいえ、大多数のメンバーはオフィスで仕事してるので、人によっては気を使う場面はあるかも?

ここらへんはチームに依存しそうなので割ととしました。

開発周り

やりたい / 楽しそう が試せる環境

今開発しているサービスの構成は Microservice 群を gRPC で繋ぎ、BFF を介して Fastly、HTTP でブラウザへと配信されます。ネイティブアプリケーションは gRPC をそのまま使用します。僕が入社した時点でこの構成はすでに決まっていたことではあったのですが、近代的なアーキテクチャになっているな、という印象でした。

詳しくは以下の記事を参照ください。

アーキテクチャ編: SSR と CDN ( Fastly ) とユーザー依存情報の分離(新規開発のメモ書きシリーズ4) ::ハブろぐ
https://havelog.ayumusato.com/develop/others/e751-scratch_memo_4.html

この構成になっているのにも必然性は勿論あったにせよ、チームの皆さんのやってみたいとか楽しそう、というものを採用しています。そういったエンジニアの意見をしっかり取り入れ、議論できる環境があるというのは非常に良いことかなと思います。

個人的にもこういったアーキテクチャへの進言が出来るように、知識を付けていきたいな、という風に考えてもいます。

パフォーマンス / アクセシビリティ

入社前からパフォーマンス / アクセシビリティという領域に強いことは知っていましたが、レビューを受ける時、する時なんかに改めて知識の深さと意識の高さに関心する機会が多くあります。僕はこの領域に関して知識量や経験が浅いため、積極的に知見を吸収しつつ、還元できるように意識的に動いていきたいなと思っています。

評価など

エンジニアの評価

基本的に上長であるエンジニアの方に評価をしてもらえてます。かつ、ちゃんと話し合った上で次の目標を立てたり、振り返りを行うので、評価対象の数値化が難しいエンジニアという職種には有り難いです。あと、話し合いが必ずあるので、あまり自分自身の予期せぬ評価になってしまう、みたいな事態は少ないんじゃないかなと思います。

組織に関係無いですが、今後の個人的な目標とか将来像みたいなものも考える必要があるのですが、僕はこれがかなり不明瞭になっていて、個人的に課題を感じている部分だったりします。

ちなみに、これはエンジニアに限らないのですが、社員のグレードは数値で分けられていて、次に自分の目指すべき数値が明確に分かるので分かりやすいなぁと感じています。

GitHub インセンティブ

今後も残るかどうかは怪しいのですが、現在 GitHub インセンティブという評価制度が存在します。入社後に作ったリポジトリでスターがある一定数以上いくとインセンティブを貰える制度です。実際に以前作った git-chglog でインセンティブをもらうことが出来ました。

しかし、そもそもスターを使った評価が妥当かという議論はあると思います。メンテナ、コントリビュータとしてだったり、紹介発表やブログを書いたり、OSS への貢献は様々な形態が存在します。それらを正当に評価できない制度なので、社内でも改善すべきだよね、という声が挙がっているのを聞きます。これは今後の組織としての課題かなと思います。

ただ、個人的には自分が作りたいもの / 欲しいものを自分の時間で作って、インセンティブを貰えるなんてラッキーくらいの感覚もあったりします。何をどう評価するのか、という問題は難しいですね…。

さいごに

ぐだぐだと振り返りを書きましたが、入社後は満足度が高い状態で働かせてもらっています。逆に不満なところを書けると感想としての公平性もあるし、改善の余地あり、ということで良かったのですが…。これは次回振り返るまでの課題かなと思います。(勿論社外に出せる情報のレベルで)

あと、新規事業の立ち上げとか AbemaTV を始めとする各種サービスなどで、Web フロントエンドエンジニアとして働いてくれる方を絶賛募集中なので、もし話だけでも聞いてやるよ、という方がいれば Twitter で声を掛けていただり、直接サイバーエージェントの採用ページへ行ってもらえると嬉しいです。

ちなみに…

サイバーエージェント、顔採用では無いと思います。(完)

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